フィッシュストーリー/伊坂幸太郎
先日記事にしました「ポテチ」と同じ本に所収されている、本の表題作にもなっている「フィッシュストーリー」の劇場版を観ました。
この作品は原作とはかなり違っていました。
もちろん大筋では原作を踏襲していますが、
冒頭で隕石が接近していて、人類滅亡のカウントダウン状態になっているんですが、
「あれ?これ『終末のフール』じゃない?
借りるDVD間違えた?
てか、これも映画化されてんの?」
もう頭ん中「???」状態でした(笑)
でもそんな世界の中のあるレコード店が出てきたところでやっと「ああ、合ってた」ってなりました(笑)
物語は「フィッシュストーリー」という名の曲をきっかけに世代を飛び越えて展開されていきます。
まったく売れずに誰にも届かなかったはずのその曲が、壮大なストーリーを巻き起こす。
伊坂幸太郎ファンならずとも観て損はないと思います。
特に多部未華子さんの泣き顔は必見です(笑)
ちなみに、ストーリーや設定が若干違うとはいえ、結末はだいたい同じです。
小説版も劇場版もオススメですが、どちらを先に観てもネタバレします。
ただネタバレしても結局面白いのでどっちもオススメです(笑)